
「バリアフリーダンス=障がい者のためのダンスクラス」
というわけではありません!
すべての人が、同じ空間で同じダンスを楽しむためのクラスです。
「障がいを持っていても持っていなくても参加可能!」
バリアをフリーに皆んなで楽しみませんか?
なぜバリアフリーと障がいを意識する言葉を付けたかと言うと
習い事をしたくても、障がいがあるというだけで
なかなか受け入れてもらえなかったり
受け入れてもらえても知識のない人だと親として少し不安
という話を何度も耳にしたということがきっかけです。
きっと受け入れないという選択をした側も
「嫌」という意味ではなく
知識がないから不安、どうしてあげればいいかわからないから、、
そんな理由が多いと思います。
とは言っても
私自身も、全ての人の全てのことを知っているわけではありませんが
放課後等デイサービスのケアスタッフ(2015年~現在も)での知識を有効に活かしつつ
小さい頃からダンスを学び続けたダンス講師としての知識
両方活かしたダンスクラスを提供できると思い
バリアフリーダンスクラスを始めました。
これはこうすれば良いという100%の誰でも当てはまるような答えはきっと無く
何年経っても完璧なゴールを迎えることはないのですが
ひとつひとつの経験が知識として日々増えていきます。
色々なタイプの人と沢山出会い仲良くなることで
また先へ進むための知識を付けていきたいので
共に成長し理解し合い歩んでいただけたらと思います。
このクラスでは、できないことは応援しながらも
基本的にはやってみたいという
自発的な気持ちを待つようにしています。
スタジオの中を走り回ったり、端に座って1時間過ごしても、
まずは同じ空間にいるということに価値があると思っています。
ご本人がやりたいと思えるタイミングが来るのを待ち
できるのにやらない時には理由を探り
そのままご本人の気持ちに素直に自由に過ごしてもらったり
成長したいというお子様には適度に厳しく接することも行っています。
一歩成長したい方は学校やデイでのダンスはお楽しみ。
ここでは「一歩先を学べるダンス空間」として
習い事のダンスは上手になることを目標にしてみる。
こうした努力で得た技術は自信にも繋がります。
そして障がい者と健常者の区切りについて、、
まだまだ世界には障害者を ただただ差別する人もいますが
障がいがあるから許されることもあって
障がいがないのに何故できないの?
という人もいます。
健常者と言っても、それぞれ何か悩みがあったり
自分の中の障がい、壁と向き合っていると思います。
それが一定の量を超えたら障がい、
越えなければ何でもできないといけないのでしょうか。。
みんな、それぞれできない事があるのは当たり前。
苦手なことがあるのも当たり前。
そして、それがそれぞれ違うのも当たり前。
それをわかった上で、みんな平等に楽しみませんか?
というクラスです!
進んでいくクラス内容をそれぞれの楽しみ方で楽しんでいただけたら嬉しいです。
今は、わざわざバリアフリーダンスと言ってるけれど
いつか、すべての人が習いたいことを習えるようになっていってほしいです。
バリアフリーダンスクラスから本気で学ぶことを求め
他のクラスに移行や並行受講を始めたメンバーもおられます。
クラス内では講師と生徒という立場はしっかり守りつつ
お互いが仲良く、そして尊敬し合えるように接しています。
楽しくて笑い合ったり、悔しくて泣いたり、
出るタイミングや振付を子どもたちだけで助け合って踊ったり
イベント出演時には他のクラスと混ぜて出演することも多くあり
一緒に振付の練習をしたり一緒に鬼ごっこをして遊んだり
それぞれの意思で対等に仲良く過ごしています。
すぐに出来るように、ではなく
何年もかける気持ちでゆっくりと
一緒に色々な経験をしてみませんか?
長文読んでくださった方々ありがとうございます(´ω`)♪
キジママナカ





